shashin

荒川区への小さな旅

2005/11/20 (日)

今回は久々の撮影目的。「冬の下町 〜都電の旅〜」と銘打って、王子より東側の町屋方面へ足を向けました。


待ち合わせは王子駅。午後2時ごろに待ち合わせの約束をした同行する友人は、若干遅刻気味。 適当に駅前にて時間を潰す。鳩が歩道橋の橋桁やH鋼の隅に顔をうずくめて寝ている姿を見て、冬が近いことを実感。 やがて友人が到着し、早速都電の駅へ。
まずフリーパス(400円)を購入し、三ノ輪橋行きに乗車。もちろんいつもの如く、 どこに行くかを全く決めていないので、車内で目に留まったあらかわ遊園に行くことにする。駅は荒川遊園地前。





駅を降りたらすぐ雰囲気のいい、ちょっと新しい下町っぽい道路が。その歩道にあった車止めが写真のリス。 もう一つパターンがあって、片面は男の子、もう片面は女の子、というのもあった。 少し歩くと今度は駄菓子屋発見。ちょっと覗いてみる。中はこじんまりだけど、 たくさんの駄菓子が所狭しと並べられていて、おもちゃとかパンとかもたくさんあった。 100円玉を握り締めて近所の駄菓子屋に通っていた小学生の頃を思い出した。 でも今は大人買いも出来る年齢になったことに寂しさを感じてしまった。 そして今は無き日暮里の駄菓子問屋街を思い出した。





更に移動しながら脇道を見ると、何か行列ができている。もちろん行ってみることに。 で、よく観察すると、どうやらたこ焼き屋らしい。TVや雑誌にも取り上げられていて、有名なようだ。 今はまだ腹が減ってないのでテイスティングはまたあとで。ここで「鳴風みなも」を思い浮かべたことは内緒。







お隣の公園にも行ってみる。と言っても道沿いだけど。スポーツが出来る場所のようで、 グラウンドやらがきちっと整備されていた。その傍らではパン屋さんが。これまた美味しそうだけどグッと我慢。





プラプラ歩きながらも、あらかわ遊園に到着。真っ直ぐ歩いたら、駅から5分とかからなそうな場所。 まずはシンボリックな観覧車でも撮影。





折角なので何か乗り物に乗ってみようということで、クレイジーマウスみたいなちっちゃいジェットコースターに乗車する。 荷物が多かったことや、俺の足が長いこともあって(ぉぃ めちゃ窮屈。さすが子供サイズ。 もちろん特に絶叫できるポイントもないので、カメラ片手に動いている最中も余裕ぶっこいて撮影。 すると全く狙わなかった描写が撮れた。それが下の2枚目の逆光の写真。雲の感じがすごくいいけど、 もうちょっと露出抑えても良かったか。





全く予期していなかった、ジェットコースター実は2周というプチハプニングも笑いのネタになり、 今度はふわふわハウスへ足を向ける。うわー子供たちすげえ。風船しか中にないのにメッチャ楽しそう。 チャリ漕ぎの乗り物が空を飛んでるようなイメージで1ショット。晩秋の空は、綺麗で絵になるね。 でも腕が伴わないとだめだなぁ。もっと面白い画が撮れると思ったんだけどなぁ。












併設?されていたというか、遊園の中にあった動物コーナーにも行ってみる。いた動物は、羊、鹿、ニホンザル、 オウム、アライグマ、牛、鳥(めっちゃたくさんの種類)など。統一感がないところがステキだ。


そんななか、もう一つの動物を発見。それはパンダ1号!!残念ながら200円という高額の値段、 流れる音楽が、ペーペーポーペーペポポー(通りゃんせ)じゃなかったことで、乗車は断念。 っつーか、もし100円で通りゃんせだったら乗ったのかい!!そんな27歳カップルってどうよ。





そんなことをしているうちに、ふれあい広場は7分のタイムオーバー。ヤギに紙をあげたり、 ポニーに乗ることも叶わなかった・・・もちろんウサギとモルモットにも触れ合いなし。
お兄さん帽のもこもこを触って落ち着かせようw


そんなこんなで楽しんだあらかわ遊園は以上で、途中、また寄り道をしながら、さっき目に留めていたたこ焼きやへ。 俺はたこ焼き、相方はたこせんを頼み、焼けるのを暫し待つ。手際はどうだろう、結構普通っぽかったかも。 味はまあまあ。ソースが美味かったです。














ベンチに座ってたこ焼きを食べながら、お互いの仕事のことなんかを話し、完食したところで駅に戻る。 次は町谷で降りることにする。





乗車した都電が結構混んでいたのだけど、なんだかいい雰囲気だったので迷惑にならないように車内を撮影。 到着してからは雰囲気のいい京成線のガード下を歩く。これまたいい情緒を醸し出す床屋があったので、撮影してみる。 そのほかにもガードの下、駅前なんかも撮影する。












しかしここでまたプチハプニング。たまたま後ろを歩いていた怪しいババアにストーキングされるという恐怖体験。 約7〜8分憑けられた。とりあえず町谷は危険?、ということで、庚申塚に移動し、飲み屋で一杯やることに。





ということで庚申塚に到着。駅のホームから入るという、以前アド街でもランクインしていたお店でまったり。 串焼きと里芋サラダが絶品でした。焼酎の種類も豊富で美味しかったです。

話も盛り上がって、ほろ酔いのところで今度は日本酒のお店へ。北大塚の串駒というお店を紹介してもらい、そこへ。 いつも満席になるほど人気で、なかなか入れないらしいが、この日は2階が空いていた。 通されるとそこには店のマスターと年配ご夫婦が。そこで異端児なマスターとの会話やクイズを楽しみながら、 十四代や飛露喜、珍味などを食す。うーん流石だ。ここの日本酒は異端児の選択だけあって、いいものが並んでいる。 うん、やっぱ十四代は美味いねぇ。マスターはガブガブ飲んでるし。


そんな感じで午後11時過ぎまでその串駒で飲み、結局終電で実家に帰りました。午後3時からという短い時間だったけど、 かなり楽しめました。こういう小さな旅もいいですね〜。是非また行きたいです。

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